どうも!海外FX&EAオタク研究所、管理人です。
今回は「VPSを使いこなすシリーズ」の第2弾として、「VPSの起動方法(手順)」を解説していきます。
前回の”VPSを使いこなすシリーズ 第1弾”では、FXトレーダーの間で人気のVPS業者「ABLENET(エイブルネット)」のVPSを使用出来るように、実際に画面を見ながらその契約方法を解説しました。
VPSの契約が終わってしまえば、後はVPSを起動して、自動売買の取引ツール「MT4」をインストールして、EAを設定して稼動させるだけなんですが、初めてだと。。
「何から手をつければいいの?」
「どうすればいいのかわからない。。」
と迷ってしまうかと思います。
この「VPSを使いこなすシリーズ」では、そんな初心者の方でも迷わずVPSを使いこなせるようになるまでしっかり解説していきますので、安心してひとつひとつ読み進めてくださいね。
さて、現在の状況はVPSの契約が終わり、VPS業者から仮想サーバー設定情報(コンピューター名、ユーザー名、初期パスワード等)がメールで通知されているかと思います。
この設定情報を使って、まずは自宅PCからVPSを起動させて、仮想デスクトップの画面を表示させることから始めましょう。
それでは早速「VPSを起動する手順」を解説していきます!
VPS起動前の確認事項
この解説では、Windows10のパソコンから「ABLENET」のVPS(仮想デスクトップ)を起動する手順を想定しています。
VPSの起動手順はどの業者でも基本的に同じと思っていただいて問題無いのですが、とは言えVPS業者によって起動手順が若干異なる場合があるので、「ABLENET」以外の業者のVPS起動手順詳細は、それぞれの業者のマニュアルを参考にしてくださいね。
それではまず「ABLENET」のVPSを契約された方は、ABLENET側でのサーバー設定が完了し、以下の「VPS(Winプラン)設定完了通知」メールが届いていることをご確認ください。
またメールの「WindowsServer設定情報」部分に記載されている「コンピュータ」「ユーザー名」「初期パスワード」を、VPS起動時のログイン情報として使用しますので、手元に準備するようにしてください。
VPSの起動手順
(1)まずはお使いのパソコンを起動して、デスクトップを表示させてください。
デスクトップが表示されたら、画面の左下にある「Windowsマーク」をクリックしてください。
(2)「Windowsマーク」をクリックすると、各種アプリケーション起動用のメニューが画面上に展開しますので、その中から頭文字「W」のアプリケーション一覧が表示されるまでスクロールバーを下げていってください。
「W」のアプリケーション一覧から、「Windowsアクセサリ」をクリックしてください。
(3)「Windowsアクセサリ」をクリックすると、内部に格納されているアプリケーション一覧が展開して選択出来るようになりますので、中から「リモートデスクトップ接続」をクリックしてください。
(4)「リモートデスクトップ接続」のポップアップ画面が表示されます。
画面内上部の「コンピューター」欄に、ABLENETから届いた「VPS(Winプラン)設定完了通知」メールに記載されている「WindowsServer設定情報」の「コンピュータ」の情報を入力し、画面下部の「接続」をクリックしてください。
(5)続いて「資格情報を入力してください」というポップアップ画面が表示されます。
ポップアップ画面上部から順番に入力していきましょう。
「ユーザー名」欄には、ABLENETから届いた「VPS(Winプラン)設定完了通知」メールに記載されている「WindowsServer設定情報」の「ユーザー名」の情報を入力してください。
「パスワード」欄には、同じくABLENETから届いた「VPS(Winプラン)設定完了通知」メールに記載されている「WindowsServer設定情報」の「初期パスワード」の情報を入力してください。
2箇所の入力が終わりましたら、その下にある「このアカウントを記憶する」のチェックボックスにチェックを入れて、一番下左の「OK」ボタンをクリックしてください。
(6)お使いのパソコン環境によって異なりますが、先ほどの「資格情報を入力してください」のポップアップ画面で「OK」をクリックした後に、以下の「セキュリティ証明書エラー」確認メッセージのポップアップ画面が表示されることがあります。
このポップアップ画面が表示されても、今回のVPS接続に問題はありませんので、画面下部の「このコンピューターへの接続について今後確認しない」というチェックボックスにチェックを入れて、一番下の「はい」ボタンをクリックしてください。
(7)これまでの入力情報に誤りがなければ「VPS」に接続され、以下のとおり「仮想デスクトップ」画面が表示されます。
表示されている画面は普通のパソコンの画面に見えるかと思いますが、これがインターネット上で24時間動き続けてくれる「仮想デスクトップ」の画面になります。
この環境に、取引ツールである「MT4」を導入して、「MT4」に「EA」をセットすることによって24時間体制での自動売買トレードを行っていきます。
(8)以上で、「VPSの起動」作業は完了です。
【参考】VPSの終了(ログアウト)方法
また参考にVPSの終了(ログアウト)方法も簡単に説明しておきますね。
「VPSの終了(ログアウト)」と聞くと少し違和感があるかもしれませんが、自宅PCのようにシャットダウンするわけでは無く、「VPSの接続を一時的に解除する」ということになります。
ただし、VPSも週に1回はシャットダウンして再起動してあげる必要がありますので、そういったVPSの簡単なメンテナンス方法も別の機会に解説しますね。
さて、肝心の「VPSの終了(ログアウト)」方法ですが、、
(1)表示されている仮想デスクトップの画面上部中央にあるバーの一番右側にある「×」をクリックしてください。
(2)「リモート セッションは切断されます」というポップアップが表示されますので、「今後、このメッセージを表示しない」にチェックを入れて、右側にある「OK」をクリックしてください。
(3)以上で、「VPSの終了(ログアウト)」は完了です。
VPSの起動方法まとめ
今回は「VPSを使いこなすシリーズ」の第2弾として、「VPSの起動方法」を解説してきました。
解説自体は非常に短く、作業としても単純だったかと思いますが、普段自宅PCでインターネットを閲覧したり、SNSを楽しんだりするライトユーザーの方にとっては、少し特殊な手順だったかと思います。
ただVPSを使ってFXの自動売買を行っていくに当たっては、これから何度もVPSを起動することになりますので、早く慣れてしまいましょうね。
今回も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
引き続きこの「VPSを使いこなすシリーズ」では、あなたのVPS生活が有意義なものになるよう、役に立つ情報をお届けしていきます。
応援よろしくお願いします!