どうも!海外FX&EAオタク研究所、管理人です。
今回は海外FXの「XM」について、その特徴やメリット・デメリットを解説していきます。
「XM」は正式名称を「XMTrading」と言い、世界中のトレーダーが利用しているFX業者です。
海外の業者と聞くと、「難しそう・・」とか「よくわからないから怖い・・」と思われるかもしれません。
特に日本には多くの国内FX業者が存在するため、初心者の方ほど国内のFX業者だけで比較して、口座を開設することが多いと思います。
しかしながらXMのように、国内のFX業者よりも色々な面で優れたトレード環境を提供しているところが、海外FX業者にはいくつも存在します。
その中でもXMは日本のトレーダー数が100万人を超えており、日本で最も利用されている海外FX業者です。
今回はこの海外FX業者のXMを身近に感じてもらえるよう、提供される環境やサービスをひとつずつ確認しながらお伝えしたいと思います。
もちろん国内のFX業者と異なる部分が多くありますので、そのメリット・デメリットもしっかり紹介していきます。
XM(海外FX)の特徴とメリット
それでは早速海外FX業者であるXMの特徴とメリットをお伝えしていきます。
わかりやすいように、以下の5つの側面から見ていきましょう。
XM(海外FX)の特徴とメリット
- XM(海外FX)の信頼性とサポート
- XM(海外FX)の口座管理
- XM(海外FX)のトレード環境
- XM(海外FX)のトレードツール
- XM(海外FX)独自のボーナス特典
XM(海外FX)の信頼性とサポート
非常に信頼性の高い業者
XMは、全世界でFX取引事業を展開する業界大手の業者で、その運営が極めて公平かつ安全な業者として知られています。
またXMは、日本人が最も多く利用している海外FX業者であり、2018年には日本での新規の口座開設数が100万口座を超え、現在も多くの新規顧客を獲得し続けています。
日本国内FX業者のトップの口座開設数が、2019年現在70万口座を超えたあたりですから、比べるとXMの人気がわかるかと思います。
XMは運営を2009年から開始しており、競争の激しいFX取引業界において、10年以上にわたり安定的にサービスを提供しています。
またホームページでも自ら掲げているとおり、「リクオートなし」「約定拒否なし」の厳格な方針を採用しています。
リクオート
英語では「Requote」と言い、「quote」には「値段をつける」という意味があることから、再びを表す「re」が付いて「値段をつけ直す」ことという意味になります。
取引の際に、トレーダーが発注した価格では約定が不可能なため、ブローカーが別の価格を提示してくることです。
もっと簡単に言うと、指定した値段で注文が受け付けられない状態ということになります。
特に重大な経済指標が発表されたり、要人発言があった時など、為替レートが急激に変化するタイミングで多く発生します。
全注文の99.35%が1秒未満という高速かつ確実な約定力が特徴で、注文執行率は100%を達成、つまり約定拒否になることがありませんので、トレーダーは安心して取引を行うことができます。
充実した日本語サポート
XMのホームページは完全日本語対応なので、様々な手続きを行う際の操作に困ることはありません。
またホームページだけでなく、日本語のサポート体制にも力を入れており、「日本語ライブチャット」や「日本語メール」など、すべて日本人スタッフが対応してくれます。
何か問題が起こった場合にも、平日24時間体制で日本人スタッフが対応してくれますので、安心して取引に専念することができます。
サポートに関して、国内FX業者とまったく同じレベルで受けることができるので問題ありません。
XM(海外FX)の口座管理
口座開設が簡単で即日からトレードを開始できる
XMでは口座開設にあたって、書類等のやり取りが不要で、すべてインターネット上で手続きが終了しますので、即日にトレードを開始することも可能です。
必要となる書類は全てスマートフォンで撮影し、データアップロードするだけでXM側で審査されることになりますので、面倒な手続きがなくトレードまでストレスフリーで一気に行えます。
国内のFX業者で口座を開設すると、通常インターネット上で必要情報を入力してから、業者との書面のやり取りが発生するため、トレードを開始するまでに通常3日程度かかってしまいます。
XMは国内のFX業者と比べて、面倒な郵便による書類のやり取りがない分、非常にスムーズに口座を開設できますね。
入出金もスムーズ
XMは国内銀行送金やクレジット/デビットカードほかビットウォレット、スティックペイ入出金に対応しています。
特にクレジット/デビットカード入金は口座に即時に反映されて非常に便利です。
日本国内のFX業者では金融庁の規制によりカードによる入金が不可能ですので、カードが使える便利さもXMのメリットのひとつですね。
また国内銀行送金にもしっかり対応しているため、 国内FX業者と同じように、コンビニのATMやネットバンクから口座へ入金することができるようになっています。
国内銀行入金だと着金後30分~1時間程度(銀行営業時間内)で口座に反映されます。
ちなみに出金も3~5営業日ほどで指定した銀行口座に出すことが可能です。
XM(海外FX)のトレード環境
透明性の高い注文方式を採用(NDD方式)
XMはNDD(ノー・ディーリング・デスク)方式という注文方法を採用しています。
NDD方式では、ディーラーや仲介者を通さず、投資家からの注文を完全に市場に流すことで、トレードの透明性を確保しています。
具体的には、XMは投資家からの注文に一切関与することがないということになります。
ですので、NDD方式を採用しているXMのようなFX業者ではスプレッドがメインの収入となるため、健全な運営を行い、信頼を得ることによって多くの投資家に口座を開設してもらうとともに、積極的なトレードを行ってもらうことが必要となるわけです。
国内のFX業者と比較するとわかりやすいのでご紹介しておきますね。
国内のFX業者はすべてDD(ディーリング・デスク)方式を採用しています。
DD方式では、投資家からの注文は市場に流されず、間に入ったFX業者がすべて決済をすることになります。
わかりやすく言うと、FX業者はトレーダーが出した注文をすべて自分が相手となって引き受けることになり、実際には通貨の売買を行わず内部処理で済ませています。
すなわち投資家とFX業者の利益がトレードオフ(一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ない)の関係にあり、投資家の損失がそのままFX業者の利益になるわけです。
したがってDD方式を採用している国内のFX業者は、個人の投資家が勝てば勝つほど自分たちの損失が膨らみ倒産してしまいますので、投資家をいかに負けへと導くかということを考えているということです。
スプレッドでは儲けようなどと思ってもいないため、例えば米ドル/円0.3銭といった恐ろしく低いスプレッドを提供できるわけですね。
このように、スプレッドがメインの収入源となるNDD方式を採用しているXMでは投資家の信頼を得るために健全な運営を行い、非常に透明性の高い注文方式を採用しているということがわかると思います。
最大888倍のハイレバレッジ
国内のFX業者との一番大きな違いと言えば、やはりレバレッジの大きさです。
XMでは最大888倍のレバレッジを採用しており、業界でもトップクラスを誇っています。
レバレッジのトップは3,000倍、次に1,000倍、そしてXMの888倍と続きます。
国内のFX業者は金融庁の規制によりレバレッジは25倍までと決められており、運用できる資金量がまったく違います。
ただハイレバレッジはうまく使えればメリットになる反面、大きな損失となる可能性もあるため、取扱いには注意が必要になります。
絶対借金にならないゼロカットシステム
ロスカットのシステムもXMと国内FX業者では大きく異なります。
XMではゼロカットシステムを採用しており、たとえ相場の大暴騰・大暴落で入金した以上の額の損失を被ったとしても、借金となった金額分はXMが口座残高をリセットしてくれることになります。
ですので為替の大きな変動で、たとえあなたの口座残高がマイナス1億円になったとしても、そのマイナス分の借金は必ずゼロになるということです。
さらに言うと、あなたがXMの口座でトレードをする限り、借金を背負うことは絶対にありません。
日本国内のFX業者もロスカットは必ず設定していますが、急な相場の変動により決済が間に合わないこともあり、追証が発生する可能性があります。
これも金融庁の規制により、FX業者は投資家の損失を補填してはならないとされているからです。
国内のFX業者では、借金を負う可能性もあるということですね。
豊富な通貨ペア
XMではFXの通貨ペアをメジャー通貨からマイナー通貨まで57種類も取り扱っています。
日本国内の主要FX業者がおよそ20~22通貨ペア程度なので、その豊富さがわかってもらえると思います。
他にもXMでは、株式指数(CFD銘柄)や貴金属、エネルギーなど幅広いトレードが行えます。
XM(海外FX)のトレードツール
世界的シェアNo.1の取引プラットフォームMT4を採用
MT4とは、ロシアのMetaQuote社製のソフトウェアMetaTrader4(メタトレーダー4)の略称で世界シェアNo.1のFX取引プラットフォームです。
日本語にも対応しており、WindowsPCを使える程度の知識があれば操作は誰でも簡単にできます。
また世界的なユーザー数もかなり多く、自由度も非常に高いことから、インターネットを検索すればMT4に関するあらゆる知識を手軽に入手することができるのも良い点ですね。
XMではこのMT4を標準の取引プラットフォームとして採用しており、通常の裁量取引はもちろんですが、世界中の開発者、ユーザーが公開しているEA(自動売買ソフト)を利用できます。
現在世界中で多くのEAが公開されており、このEAだけで収益を上げられる可能性も十分にあります。
またEAを稼動させることのできるMT4を使うためにXMで口座を開設している投資家も多くいます。
EA(自動売買ソフト)
MT4で動作する自動売買ソフトのこと。
Expert Advisers(エキスパートアドバイザー)の略。
XM(海外FX)独自のボーナス特典
口座開設ボーナス
XMでは、ボーナスやキャンペーンが豊富なことが特徴になっています。
ひとつめに「口座開設開設ボーナス」として、XMで口座を開設するだけで、3,000円の取引できる資金が口座に自動反映されます。
このボーナス資金は出金することはできませんが、入金しなくてもいきなりトレードを開始できるというのは大きなメリットですね。
またこの3,000円のボーナス資金を使って行ったトレードで発生した利益は出金することができますので安心してください。
ただし出金する際には、出金額に応じた割合の取引ボーナスが消失するので、その点だけ注意が必要です。
入金ボーナス
もうひとつの大きなボーナスが「入金ボーナス」です。
この入金ボーナスは、あなたがXM口座に入金した場合に、2段階に分けて合計で最大5,000ドル(約50万円)付与されるものになります。
まず1段階目として、500ドル(約5万円)までの入金に対して100%のボーナス資金が口座に自動反映されます。
単純に取引資金が2倍になるということですね。
また500ドルを超えた分の入金額については、2段階目のボーナスとしてボーナス額が4500ドル(約45万円)に達するまで20%の取引資金がボーナス加算されることになります。
合計すると、あなたが23,000ドル(約230万円)入金するまで、この入金ボーナスを受け取ることができるというわけです。
入金ボーナス計算
1段階目ボーナス500ドル(入金額500ドル×100%)
+2段階目ボーナス4,500ドル(入金額22,500ドル×20%)
=合計入金ボーナス5,000ドル(入金額合計23,000ドル)
ただし口座開設ボーナス同様に、出金する際には、出金額に応じた割合の取引ボーナスが消失しますので、注意してくださいね。
取引すればするほど貯まるボーナスポイント
XMでは「XMPロイヤルティープログラム」という独自のポイント制度を導入しています。
航空会社のマイレージと同じように、使えば使うほどマイル(ポイント)が貯まっていくものと同じ仕組みですね。
このプログラムにはランクがあり、EXECUTIVE→GOLD→DIAMOND→ELITEと取引期間に応じてランクが上がっていきます。
またランクに応じて、1lot(10万通貨)の取引あたり10ポイント~20ポイントが貯まるようになっています。
そしてこの貯まったポイントはいつでも取引資金ボーナスに交換することができるようになっています。
取引資金ボーナスの計算方法
ボーナス(USD)=XMP÷3
となります。
例えばランクがELITEで3ロットの取引を行ったとします。
ELITEランクでは1ロットに対して20XMPが加算されることになるので、
20XMP×3ロット=60XMP
のポイントがあなたに入ることになります。
ここからポイントを取引資金ボーナスに交換した場合には、
60XMP÷3=20ドル
があなたの取引資金にプラスされるというわけです。
注意点としては、口座開設ボーナスや入金ボーナスと同じくXMP交換ボーナスも、出金時に出金額に応じた割合の金額が消失します。
各種ボーナスの詳細と受け取り手順等については以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
→XM(海外FX)の豊富な取引資金ボーナスの種類と特徴、受け取り手順を徹底解説!
XM(海外FX)のデメリット
ここからは海外FX業者のXMで若干デメリットと言われる部分を見ていきましょう。
スプレッドが若干広め
スプレッドは、国内FX業者のほうが断然狭いです。
米ドル/円のスプレッドを国内FX業者とXMで比較すると、国内主要FX業者が0.3pipsなどに対して、XMのスプレッドは平均1.6pipsと少し広くなっています。
先ほどXMの注文方式でもお伝えしたとおり、NDD方式でスプレッドをメインの収入源としているため、ある程度スプレッドが広くなるのは仕方ないところですね。
逆に公平かつ透明性の高い健全な運営を行っている証拠であると言えます。
そんな中XMでは、スプレッドの広さというデメリットに対応するため、新たに「XM ZERO口座」という口座タイプを作り、スキャルピングに適した「最狭zero pips」という非常に狭いスプレッド提供しています。
このZERO口座はレバレッジが最大500倍、100,000ドルの取引に対して5ドルの手数料がかかるといった少し特徴のある口座になりますが、トレードの環境としてはまったく問題ないと言えます。
取引しないと休眠口座になる
休眠口座というのも少し特徴的な考え方で、デメリットというほどではないのですが、知らなければ少し影響があるので、紹介しておきます。
XMでは、以下の条件3つに当てはまる口座は休眠口座として扱われ、何もしていなくても維持手数料として口座残高から毎月5ドル引かれることになります。
休眠口座になる条件
- 口座残高がある
- 90日以上トレードしていない
- 90日以上入出金していない
休眠口座は、トレードまたは入出金を行うと解除され、その時点から維持手数料はかからなくなります。
ただし注意が必要なのは、口座残高がなくなった時点で「凍結口座」という復活できない状態になってしまうということです。
凍結口座の状態になってしまった場合は、ログインもできなくなってしまうため、改めて新規口座を開設しなければなりません。
何より休眠口座にしないために、日々取引を続けていくか、休止したい場合には維持手数料を引かれないように資金を出金しておくようにしましょう。
完全信託保全ではない
XMは完全信託保全付きではありません。
信託保全
顧客の資金を完全に金融機関の信託口座に預けて分別管理すること。
したがって、仮にXMが倒産した場合に顧客の資金が全額返ってくるという100%の補償はないということです。
とは言っても、XMでは資金の返済が不可能な万が一の事態になった場合に備え、最大100万ドル(日本円にして約1億円)まで返金がカバーされるAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)保険に加入しています。
さらにXMでは顧客資金と経営資金をイギリスの大手金融機関であるバーグレイズ銀行で分別して管理しています。
つまり、XMは経営のために顧客の運用資金に手をつけるということはあり得ません。
結論としては、万が一XMが倒産したとしても、顧客資金が返ってこないということは考えにくいということになります。
XM(海外FX)の口座開設からトレードまでの手順
ここまで海外FX業者であるXMの特徴とメリット、デメリットを国内FX業者とも比較しながら解説してきました。
最後にXMで実際にEAを使ったトレードを行うまでの手順を簡単に説明しておきます。
XMでは、リアル口座を開設してから、実際にEAを設定して自動トレードを開始するまで5段階あり、流れとしては以下のような形になります。
XMでの口座開設からEA(自動売買)トレードするまでの流れ
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- XMの口座を開設する ←解説記事
- XMの口座を有効化する ←解説記事
- XM口座に資金を入金する ←解説記事
- XMの「MT4(トレードツール)」をダウンロード ←解説記事
- ダウンロードしたXMの「MT4」にEA(自動売買ソフト)を設定 ←解説記事
※→あとはEA(自動売買ソフト)任せにトレードするだけ!
XM(海外FX)の特徴とメリット・デメリットのまとめ
いかがだったでしょうか?
国内のFX業者とは異なる特徴や、様々なメリット・デメリットがありましたが、総じてXMは優れた海外FX業者であり、そのトレード環境はたくさんの魅力があると思ってもらえたのではないかと思います。
その中でも国内のFX業者にはない、多くのボーナスやゼロカットシステムという内容からは、まさに初心者の方にも入りやすいトレード環境であると言えます。
またハイリターンを追い求める方なら、888倍という高いレバレッジが非常に魅力的に感じるのではないでしょうか。
何よりXMの利用をオススメしたい人は、EAでの自動売買を行いたい方ですね。
MT4のプラットフォームが用意されており、その他にもEAのトレードを行うには申し分のない環境だと思います。
ですのでぜひこの機会に、海外FX取引業者のXMをメインの取引口座として考えてもらいたいと思います。