ここでは、「仮想デスクトップ(VPS)の起動手順」について解説していきます。
仮想デスクトップ(VPS)起動前の確認事項
この解説では、Windows10のパソコンから「ABLENET」の仮想デスクトップ(VPS)を起動する手順を想定しています。
VPS業者によって起動手順が若干異なる場合がありますので、「ABLENET」以外のVPS業者の仮想デスクトップ起動手順詳細は、それぞれの業者のマニュアルを参考にしてください。
「ABLENET」の仮想デスクトップ(VPS)を契約された方は、ABLENET側でのサーバー設定が完了し、以下の「VPS(Winプラン)設定完了通知」メールが届いていることをご確認ください。
またメールの「WindowsServer設定情報」部分に記載されている「コンピュータ」「ユーザー名」「初期パスワード」を、仮想デスクトップの起動時のログイン情報として使用しますので、手元に準備するようにしてください。
それでは、仮想デスクトップ(VPS)の起動手順を実際に画面を見ながら説明していきます。
仮想デスクトップ(VPS)の起動手順
(1)まずはお使いのパソコンを起動して、デスクトップを表示させてください。
デスクトップが表示されたら、画面の左下にある「Windowsマーク」をクリックしてください。
(2)「Windowsマーク」をクリックすると、各種アプリケーション起動用のメニューが画面上に展開しますので、その中から頭文字「W」のアプリケーション一覧が表示されるまでスクロールバーを下げていってください。
「W」のアプリケーション一覧から、「Windowsアクセサリ」をクリックしてください。
(3)「Windowsアクセサリ」をクリックすると、内部に格納されているアプリケーション一覧が展開して選択出来るようになりますので、中から「リモートデスクトップ接続」をクリックしてください。
(4)「リモートデスクトップ接続」のポップアップ画面が表示されます。
画面内上部の「コンピューター」欄に、ABLENETから届いた「VPS(Winプラン)設定完了通知」メールに記載されている「WindowsServer設定情報」の「コンピュータ」の情報を入力し、画面下部の「接続」をクリックしてください。
(5)続いて「資格情報を入力してください」というポップアップ画面が表示されます。
ポップアップ画面上部から順番に入力していきましょう。
「ユーザー名」欄には、ABLENETから届いた「VPS(Winプラン)設定完了通知」メールに記載されている「WindowsServer設定情報」の「ユーザー名」の情報を入力してください。
「パスワード」欄には、同じくABLENETから届いた「VPS(Winプラン)設定完了通知」メールに記載されている「WindowsServer設定情報」の「初期パスワード」の情報を入力してください。
2箇所の入力が終わりましたら、その下にある「このアカウントを記憶する」のチェックボックスにチェックを入れて、一番下左の「OK」ボタンをクリックしてください。
(6)お使いのパソコン環境によって異なりますが、先ほどの「資格情報を入力してください」のポップアップ画面で「OK」をクリックした後に、以下の「セキュリティ証明書エラー」確認メッセージのポップアップ画面が表示されることがあります。
このポップアップ画面が表示されても、今回のVPS接続に問題はありませんので、画面下部の「このコンピューターへの接続について今後確認しない」というチェックボックスにチェックを入れて、一番下の「はい」ボタンをクリックしてください。
(7)これまでの入力情報に誤りがなければ「VPS」に接続され、以下のとおり「仮想デスクトップ」画面が表示されます。
表示されている画面は普通のパソコンの画面に見えるかと思いますが、これがインターネット上で24時間動き続けてくれる「仮想デスクトップ」の画面になります。
この環境に、取引ツールである「MT4」を導入して、「MT4」に「EX-EA」をセットすることによって24時間体制での自動売買トレードを行っていきます。
なお、取引ツール「MT4」の導入方法、「MT4」への「EX-EA」設定方法については、別途解説します。
(8)以上で、「仮想デスクトップ(VPS)の起動」作業は完了です。
お疲れ様でした。